勉強法体験談:自分に合った学習戦略の見つけ方


学習において、誰もが効果的な方法を見つけたいと思います。一人ひとりの学習スタイルや目標に合った戦略を見つけることは、成功への鍵とも言えるでしょう。この記事では、さまざまな勉強法体験談を通じて、自分に合った学習戦略を見つける方法について探求してみましょう。

人々の学び方は多種多様です。同じテクニックやアプローチが必ずしも全ての人に合うわけではありません。しかし、他人の成功体験から学び、自分の目標に合ったカスタマイズされた学習戦略を構築することは、効率的な学習のための重要なステップです。さまざまなバックグラウンドや目標を持つ人々がどのように学習方法を選択し、自分に合った戦略を見つけたのかを探っていきましょう。

以下では、実際の勉強法体験談を通じて、自分の学習スタイルを理解し、最適な学習戦略を見つけるためのアイデアやヒントをご紹介します。ぜひ、これからの学びの旅で有益な情報を見つけていただければ幸いです。

34歳女性 過去問の暗記でどの教科も成績が上がりました

わたしは中学生までは、真面目だったので授業にきちんと参加していて普通の子くらいの成績はありましたが、高校進学後、一気に成績が低下して下から数えてすぐくらいに落ちぶれてしまいました。

その結果、他の子が行くようなレベルの大学には行けず、私立の偏差値がとても低い大学でさえギリギリ合格といった形で大学へ進学することになりました。

大学進学当初は、自分の能力は中学生レベルで、きっと底辺な成績でしか卒業できないと思っていました。

そして、大学入学後の試験の時も一生懸命勉強してもギリギリな成績で単位を取っていました。

ところが3年生くらいになって、周りのみんなが教科書の復習からではなく、真っ先に過去問から試験勉強に取り組んでいるのを見て、自分も真似してみたのがきっかけで、成績がぐんぐん伸びて、しかも試験勉強の時間もだいぶ減らすことが出来ました。

それまでも過去問は活用していたのですが、教科書を復習して試験前日に確認として解いてみるといった感じで活用していました。

わたしがどのように過去問から試験勉強を始めて成績が上がったかを説明します。

まず、過去問を出来るだけたくさんの年数分集めます。

最低5年分くらいはあった方がいいし、大事な試験の場合は10年分プラス有識者が作った予想問題もあった方がいいです。

それをまず近年の分から解きます。

そして答え合わせをします。

もちろん、勉強していないのでそんなに良い点数にはならないと思います。

最初はそれでいいのです。

そこから、答えあわせをしつつ、その問題に赤い文字で解答を書き込みます。

なぜ赤い文字かというと、赤い文字は赤い下敷きで消えるので、その問題用紙を使って答えを暗記できるからです。

よく暗記用に赤い下敷きと赤いペンのセットが売っていると思います。

そして、1年分覚えたらまた違う年度の過去問を解いて、終わったら同じように暗記します。

そしたら、だんだんと解ける問題が増えてきて、最終的には結構いい点数が取れるようになります。

要は、試験に出るようなところがどこかをまず過去問を解いてある程度分かった上で勉強した方が効率的に勉強ができるということなのです。

暗記だけだと臨機応変に対応できないとかよく言うけど、それは暗記するときに単語としてしか暗記せず、意味を理解しながら読んでいないからです。

意味を理解しながら暗記したら、効率的に成績が上がるので、この方法を高校の時から知っておきたかったです。

30歳女 洋画を契機に猛復習

30歳女性です。 地元の公立高校に入学した頃の話です。 私は中学生のとき英語が1番苦手で、受験のときも足を引っ張っていたのは英語でした。

塾に通わせてもらっていましたが、単語もよく覚えられず、文法もあやふやなところが多く、英語が苦手なまま高校に入学することになりました。

高校に入ってから、英語の授業はますます難しくなっていきました。

通信教育で勉強していましたが、それもなかなか間に合わず、最初の中間テストは散々な結果に終わりました。

そんな私が英語を好きになったのは、ある先生と出会ったからです。 その先生は、英語の授業のプリントに1日1つ、おすすめの洋画を書いてくれました。

ジャンルはSFから恋愛ものまで様々。 映画はまぁまぁ好きだったので、私はそこに書かれている映画を少しずつ観ることにしました。

洋画を観るようになって、すぐに単語やセンテンスを覚えたわけではないですが、興味を持つようになっていきました。

この台詞は何と言ってるんだろうとか、この台詞はこんな風に訳されているんだな、と思いつつ、洋画を原語でみることができたらもっと作品のことを理解できるし、もっと面白いだろうなと考えるようになりました。

そこから、重点的に英語の勉強を始めるようになりました。 先生に相談すると中学英語から始めたほうがいいと言われたので、中学3年間の復習から手をつけました。

あのときちんぷんかんぷんだったところが高校に入ってからすんなり理解できるようになっていて驚きました。

それからしばらくは復習についやしたので授業には追い付けず高校1年生のときのテストでは結果が出ませんでした。

ところが、2年生にあがると、不思議とテストで解ける問題が多くなってきました。 相変わらず単語は苦手でしたが、文法が分かってくるとなんとなく英語が得意になった気分になり、よりモチベーションが高まりました。

このように、私は、興味→勉強→自信→勉強→…というサイクルがうまくでき、大学入試では英語が1番の武器になるまでになりました。

38歳男 ○×の音を聞いて数学の成績を上げる

私は兄が一人いますが兄は優等生タイプで勉強ができるのに対して、私は小さいころからなかなか記憶が難しく感じていて勉強は集中力も続かずに難しく感じていました。

しかし母はどちらかというと勉学を重視していたため毎日勉強させられていました。

しかし勉強時間の長さに比例して勉強ができるようになるわけではありません。

とにかく勉強ができて成績がよくなるためになにをすればいいのかずっと考えていました。

そこで負けず嫌いになればいいと気が付き、とりあえず目標を数学にしぼって親に丸付けをお願いしてみました。

そして勉強をしているその前で○×をはっきり大きな音で付けてもらいました。

当然〇が多ければいい音がして気分もよくなりますが、×があると気分が悪くなり気が散るため次の勉強も身が入らなくなります。

最初やり始めた時は中学1年生くらいだったと思います。

親にはとにかく○×のみ頼んであとは何が間違えているのかはわからなくてもかまわないと伝えておきました。

そうするととにかく×の音が聞きたくないため×の音が聞こえるたびにすぐに何が間違っていたのかを確認したくなります。

この焦りが負けず嫌いになってその場で間違いを覚えて修正していく助けになりました。

この勉強方法で後悔していることはイライラがとまらなくなり1つの×も許せなくなってしまったことです。

とにかく集中して勉強するというよりも間違いを徹底してつぶすという時間がかかるようになりました。

ただこの方法はとにかく×の音を聞きたくないという感覚から来るので慎重に問題を考えてミスを減らし同時にすぐに直すので記憶の助けにもなってきました。

もしあなたが勉強ができなくて困っているのであればまずは負けず嫌いになってみるといいと思います。

勉強は楽しいものではないので×の音を聞いてイライラしてすぐ直して覚えて同じ音を聞きたくない感覚を忘れないで勉強することです。

そうすると〇の音が聞こえてくるときの心地よさばかりになってさらに勉強したい気持ちになると思います。

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